ウイルス名はIRCBot.AKX?

!!!  メッセで送られてきたURLにmyspacyなどの単語がついてたら注意  !!!


12月の9日辺りでしょうか、知り合いのメッセから変なメッセージが届きました。
foto ttp://***.myspacy.***/viewimage.php?=mail@adress(※伏字部分はそれぞれ変わる模様)
見るからに怪しかったのでスルーしたのですが、どうやら予想通りウイルスでした。そのときはあまり気にしていなかったのですが、最近になって別の知り合いがこのウイルスに感染した模様。どうやらこのメッセンジャーを利用したウイルスが日本でも流行り始めたらしいですね。ウイルスサイトのアドレスにmyspacyと名前が付いてることから、myspaceのアカウントハックか何かかも。
現在はまだほとんどのアンチウイルスソフトが未対応なので、感染しないよう注意して行動するのが最善策のようです。


友人からメッセでURLが届いても安易に踏まないようにしましょう。大変危険です。


対応策は2chで色々と案が出ているようです。お困りの方は定期的に覗いてみましょう。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/sec/1185780001/

M&B Mount & Blade 雑感 このゲーム全然流行る気配ないNE!


バケツ頭大勝利だNE!


自分はこのゲームを2、3ヶ月ほど前からやっているのだが、妙に面白い。
このゲームはアマチュア製作のゲームなのだが今年9月、Paradoxによりパッケージ化され、委託販売されている。このゲームにははっきりと「ここが凄い!!」と言える部分はないのだが、噛めば噛むほど味が出てくるというか見た目だけでは伝わらない魅力がある。このゲームのメイン要素である騎乗戦は攻撃を当てることが難しく、また当てたとしてもダメージを与えるにはコツがいる仕様のため大ダメージを与えることは難しい。そういった苦労があるためダメージを与えたときの快感が大きい。敵を斬り捨てた瞬間はえもいわれぬ感覚を味わうであろう。逆に攻城時では大ダメージを与えることが容易である。野戦やイベントなどで溜まりに溜まった鬱憤を晴らすがごとく装備の質に物を言わせバッタバタと敵を斬り捨てていく。一見真・三国無双のように見えるかもしれないが、それは外見のみの類似である。実際にプレイヤーが感じるプレイ感は無双シリーズとはまるで違うと思われる。M&Bには範囲攻撃の概念がないため一人一人を丁寧に倒していく必要がある。当然倒す速度は無双シリーズと比べ遅く、また敵の密集度も高いため倒したとしてもすぐ次の敵が目の前に補充される。その結果前進しようにもなかなか前進できず、また後退しようにも突撃命令しか出していない場合味方が後ろを完全に詰めてしまい、文字通り進退が窮まってしまう。こうなってしまうと一時撤退か道を斬り拓くかの選択を迫られる。自分は素晴らしき装備に身を包みファイアーエムブレムのジェネラルよろしく両手斧をブン回して全ての敵に"血抜き"を施して回るのであるが、これが素晴らしく気持ちいい。あまりにも楽しすぎて我を忘れてしまうため気が付くと死んだりHPが大変なことになっていて危険な状態である場合が多い。その場合は再び戦闘に戻りたい欲望を抑えつつ自軍の兵士を指揮するのだ。手塩にかけて育てた兵士がいともたやすく死んだり敵を倒す姿を眺めつつ自身は冷蔵庫からコカコーラを取り出す作業にでも移るといい。勝利の雄たけびが聞こえるまではどこか影でひっそりと、そしてのんびりとする。現実なら後で兵士に怒られるかもしれない(まあ自分は300人中200人ほど倒したりしているのであるからして、勲章こそもらえても非難されることはまずないだろう)。こうして攻城戦を制するわけだが、制した後は実に虚しい。というのもこのゲームは城を占領したという結果よりも城を占領するための過程が楽しいため、城を占領した後は祭りの終了のごとき寂しさを感じる。この辺りもなんだか気持ちよく、このゲームの魅力の一つと言えるのかもしれない。


全体的に荒の多い作品ではあるが、元から備えているゲーム性が高いためあまり気にならない。どうしても気になる、物足りないと感じる人はMODの導入をオススメする。このゲームは昨今のPCゲームと同じくMODとの共生を意識して作られており、MODに関する機能やドキュメントは他の商業ゲームと比べても遜色がないくらい親切である。公式のフォーラムはアマチュアゲームとは思えないほどの盛り上がりぶり。もちろんMODの作成や指南も行われており、実に便利であり、役に立つことは間違いないであろう。


間違いない、これは神ゲー


余談だがPCゲームはMOD文化との関係でバニラ(MODを入れていない状態)としての味を強くする(需要の主要素を徹底的に作りこむ)傾向が強い。これはコストの削減に高い効果が見込める上に一定以上の質を確保し、更にMOD作成集団との関係が良好ならばノーコストでゲームの内容が広がる素晴らしい文化だ。こうして削減したコストを全てグラフィックに充て、更に削減した以上のコストを投資し勝手に「赤字だ!PCゲーム業界は終わりだ!」などとわめくメーカーは実に滑稽で面白い。グラフィックの質の向上は確かに作品を面白くするための手段ではあるが、ゲームプレイ時の評価は間違いなくゲーム性が重要なファクターである。そのことに気づかず撤退していくメーカーの姿は「ざまぁwwwww」の一言である。