第33夜 白いセダン

ある若者が白い車に乗って富士五湖須走から御殿場にぬける国道138号線を走っていた。
若者がふとバックミラーを覗くと、赤い軽自動車が猛スピードで後方から追い上げてくる。
若者もかなりのスピード出しているはずなのだが、赤の軽自動車は瞬く間に若者の車に追いつき、その真横に並んだ。
無茶な運転をするやつがいる。
そう思った若者が軽自動車の方に目をやると、なんとその軽自動車には血まみれの女が4人乗っており、凄まじい形相で若者のことを睨みつけていたのだ。
女たちはしばらく若者を見つめた後「こいつじゃない、こいつじゃない・・・」と呟くとまたもや猛スピードで走り出し、たちまちのうちに見えなくなってしまった。

かつて国道138号線では白いセダンに煽られた赤い軽自動車が事故を起こし、乗っていた女性4人が死亡するという事故があった。
彼女たちの霊は今も国道138号線をさまよい、犯人の乗る白いセダンを探しているのだという。




血まみれの四人全員が( ゚д゚ )って感じで見てる想像をして吹いたw


そしてそのまま猛スピードで爆走して去っていくとか、シュールw