オーベルテューレ見た感想というか総括

まず第一に、真紅が優しすぎました
あんな優しさに満ちた真紅は初めてです
一瞬性格反転ダケでも食わされたのかと思いました
おかしいです、ドラゴンボールでたとえると邪悪の化身がいきなり小鳥を愛する緑川光(16号)になったみたいです
緑川光といえば最近は801関連でしか話題性がなくなったように思えますが今回の話にはなんら関係ありません
さて、私は真紅があまり好きではありません
どっちかっていうといつもは「不人気!不人気!」って罵る側にいます
しかし、精神が壊れ、体も不完全で歩くことすら困難になった哀れな水銀燈を優しく介護している真紅を見て私は「はっ!(くそみそ)」とときめきました
「これは不人気ではない!人気だ・・・彼女から人気オーラが発生している!」
立ち昇る人気オーラに私はあてられてしまったのです
そして私は彼女を認めたよ
そして善良な介護者となった真紅と、身も心も壊れてしまっている水銀燈の悲しくも幸せなひと時を見ながら感動していました
そのひと時はまるで蒼天航路において呂布が初めて人の名を、そして陳宮の名を呼んだあの瞬間のようでした
しかしそんな幸せな毎日もあのローゼンメイデン1空気読めない子
蒼星石
によって引き裂かれました
原作、アニメ無印、トロイメントに引き続き特別編まで空気読まずに行動
何故かその装備は男爵ディーノ(出:男塾)+スピードワゴン(出:JOJOの奇妙な冒険)という
ボーイッシュ・・・というか妙に男臭い装備でした
そんな熱気バサラ状態な彼女に銀ちゃんは無防備に近づき名乗ったもんだからさあ大変
蒼星石自身も「あれ?こんなやついたっけ?」てなこと言ってた上に真紅も「あれはローゼンメイデンじゃない」と言ったにもかかわらず
「俺のハサミを思い知れー!」
問答無用で銀ちゃんを切りました
ちなみに今回は頬が切れたとかそんなんじゃなく
胴体を一刀両断でした
銀ちゃんは胴体が空洞なので、その部分は気合と根性でくっつけてたのにそれすら強制切断されました
で、気合と根性、その他もろもろを切られた銀ちゃんは哀れ、死んでしまいました
まあ、そこまでだったら「蒼星石は酷いやつ!」くらいで済んだのですが、真紅、ここにきて不人気オーラ再発
銀ちゃんが死んだのを目の当たりにして、真紅はこう言いました
「あれはジャンク」「デキソコナイ」
など言いたい放題言っちゃいました
そこで私はやつにかけられてたチャームの魔法より解かれ
「やはりやつは不人気だな」
と確定しましたさせました
その後の展開はもう酷いもので、オトーサマパワーによってローザミスティカを手に入れて正真正銘ローゼンメイデンになった銀ちゃんはうれしさのあまり真紅に喜びを伝えに行きました
しかし真紅は、「ジャンクが復活できるわけない」と、何故か彼女のことを馬鹿にしました
流石の銀ちゃんもその言葉で気づいて一言
「嫌な女」
そして銀ちゃんの華麗なる変身
おや?銀ちゃんのようすが・・・

Bボタンで進化をキャンセル


銀ちゃんは銀様になりました
進化したので羽が生えたり目じりにしわが出来たりしました
ローゼンはあの羽作ってなかったんだね!根性で生やしたんだね!
真紅の、たとえるなら介護者が介護している人間に向かって「この身体障害者」と言うに等しいセリフでブチ切れた銀様はなんと、真紅の大切なブローチを奪って握りつぶそうとしました
でも意外に硬かったのかなかなか割れず、喋りで場をつなぎつつブローチを割ろうとする姿はちょっとかっこ悪かったです
で、ブローチを割った後は「さあ不人気死んでおしまい!」ってな感じだったのですが・・・
なんかもう無理やり終結させられました
結局、後半の展開のせいで後味悪すぎのドールの嫌なところ見せられただけの話になってしまいました
私としては見終わったあとは
蒼星石さえ出なければ・・・・蒼星石さえ出なければ・・・」
と彼女のアイデンティティとも言える空気の読めなさを憎みました
シャア「君の空気の読めなさが悪いのだよ」
それにしても何故アニメ版のドールたちはあんなにも頭が悪いのだろう

あ、そういや水銀燈蒼星石ローザミスティカ奪ったのってこれが関与してるのかな?
「あのときのうらみ〜〜〜〜〜!」

あ、忘れてた
水銀燈、全期死亡コンプリートおめでとう
第3期があったらまた再生怪人として頑張ってください